【ラグビー速報】日本代表、アイルランドに完敗!若手の活躍も課題は多い


画像参照:JIJI.COM
ラグビーの日本代表は6月17日、2019年のラグビーワールドカップ日本大会の試合会場となることが決定している静岡県のエコパスタジアムでアイルランドとテストマッチを行い、22ー50で大敗を喫した。 日本代表は世界ランキング11位に対してアイルランドは同4位と格上との試合ではあったが、前回ワールドカップで当時世界ランキング3位だった南アフリカに勝利していたこともあり、金星を期待していたファンにとっては残念な結果となった。 来週、6月24日にもアイルランドとのテストマッチが予定されている。 アイルランドは2019年ワールドカップ日本大会の1次リーグで対戦することが決定している相手だけに、ワールドカップに向けてアイルランドを勢い付けないためにも、次週の再戦では今回得られた課題を修正してどこまで迫れるか、注目していきたい。
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若手の奮戦も実力差は大きい!修正点はフィジカルと反則の多さ!

前半

試合開始直後から個々のフィジカルのレベル差が大きいことから苦しい場面が続いていた中、前半11分、マイボールスクラムからボールを奪われトライを許す形となった。 続いて同24分にプロップ伊藤が反則によりシンビン(10分間の一時退場)を受けた後、立て続けに3トライを許した。 前半だけで合計4トライを奪われ、0ー31と大きく差が開いた。

後半

後半も劣勢が続く中、後半19分、東海大のフルバック野口がスタンドオフの位置でボールをもらうと、ステップで内に切り込み2人のタックルを外してトライを奪った他、後半36分にはウイング福岡が左サイドでパスを受けた後、アイルランドのウイングをかわしてトライ。3トライ目も奪い、合計22点を得点した。 しかしながら後半も29点の失点でファイナルスコアは22ー50と日本代表は大敗を喫した。

試合の総括

多すぎた反則

攻撃においてもディフェンスにおいても反則が多かった。 プロップ稲垣も、
「純粋に反則が多過ぎた。チームの弱点」
と語っている他、スクラムハーフ田中も同じく、
「反則でリズムをつくれず、追い詰められた」
とコメントしている。

パワー負け!フィジカルの差は歴然。

ここまでの大敗となった最大の要因は個々のフィジカルの差が歴然としていたことだろう。 アイルランド選手のアタックを1対1のタックルでは止めきれず、相手の攻撃のゲインを許すこととなった。 ゲインを許してしまうことで日本側は下がりながらのディフェンスを余儀なくされ、後手後手に回るという悪循環に陥り、結果として稲垣や田中の反省にもある反則に繋がってしまった。 また、日本代表が攻撃に回った場面でも、フィジカルの差は大きく影響した。 日本選手がボールを持ち込んでもなかなかゲインを奪うことができず、密集でもボール確保にアイルランドよりも多くの選手が必要となり、数的有利な状況を作り出すことは困難だった。

スクラムでのボール確保が重要課題

セットプレーにおいてはラインアウトはボール確保できていたものの、特にルーマニア戦でも課題に上がったスクラムで苦戦した。 日本ボールのスクラムにおいて度重なるターンオーバー(アイルランドにボールを奪われた)を許してしまったがために、攻撃の機会そのものが失われた。 体が小さい日本代表にとって、スクラムの安定は永遠の課題となるだろう。

若手選手の奮闘!これからの活躍に期待!

しかし、テストマッチということを考えれば、収穫もあった。 唯一の大学生であるフルバック野口安定したキック処理に加えて、最年少とは思えない落ち着いたプレーをしていた。 加えて後半19分の野口のトライは、野口の個人技によるものも大きく、世界にも通用するレベルの高さを見せつけた。 続いて今回ウイングでの出場となった松島キックの処理能力と体格差を感じさせないタックルは目を見張るものがあった。 そしてこちらもトライを取ったウイング福岡、スピードだけでなく、タックルを受けても前に出られる体の強さを持っており、スペースがある状態でボールを受ければ一気にトライを取り切る能力の高さを証明した。

6月24日に再試合!1週間でどこまで修正できるかに注目!

たーじ
いやー厳しい試合やったなぁ。フィジカルの強さが相当違うかったわ。2015年ラグビーワールドカップでの南アフリカ戦では、同じく差があったフィジカルの強さを運動量でカバーしてたんやけど、今回は残念ながらできてなかったわ。 2019年ラグビーワールドカップでもアイルランドは同じグループやし、ちょっと不安の残る試合になってしまったなぁ。
おーつき
アイルランドの選手一人一人がタックルされても少しでも前へ出てたのが積み重なって、日本代表を苦しめてたよな。 あとはやっぱりスクラムの差がでかかった。あれだけターンオーバーされてしまったら厳しいわ。
たーじ
確かにな。それにしてもジョセフヘッドコーチから始まった「アンストラクチャー」、どう思う? 正直、俺はあんまり日本代表にマッチしてるとは思えへんかったわ…。キックを多用することで効率よく前には出られるんやろうけど、やっと攻撃できる、って思ったらすぐキックして相手にボールを渡してしまってトライを取られる、って流れやった気がするねんなー。
おーつき
ルーマニア戦ではある程度機能してたと思うけど、今回みたいにディフェンスで後手に回ってしまうとあっけなくトライを取られてしまうから怖いよな。 ただ、新しい戦術を取り入れる時は1試合あかんかったからダメ、っていうのは性急ちゃう?新戦術を色んな相手で試すためのテストマッチでもあるんやし。
たーじ
確かにな。それに来週もアイルランドと再戦。 同じ相手と続けて試合することってあんまりないし、今回得られた課題を1週間でどこまで修正できるか、楽しみやな。
おーつき
ワールドカップでも対戦が決まってる相手だけに、やられっぱなしでは返せへんやろ! いい試合を見せてほしいな!頑張れ、ジャパン!!
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