【ラグビー用語解説】TMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)について


ラグビーのビデオ判定
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TMOとは

TMOは『テレビジョン・マッチ・オフィシャル』の頭文字をとったもので、いわゆる”ビデオ判定”のことを指します。
肉眼で判断が難しい場合に審判の判定の手助けとなるもので、近年トップリーグや代表選などで導入が進められています。

肉眼での判断だけでは難しい場面のために採用

ラグビーの審判は主審1人とタッチジャッジ2人の3人体制でプレイを把握していますが、どうしても人間の目だけでは判断ができないことがあります。
特にラグビーでは、密集になると死角になる部分が多くなってしまうので、判断が難しいことは多々あります。その時の審判の判断ひとつでゲームの勝敗が左右されるということも決して珍しくなかったため、より客観的な判断を可能とするためにTMOが導入されることとなりました。

現在のラグビー競技規則ではTMOは”試験実施ルール”という位置づけですが、世界的に導入が進んでおり、正式な規則となる日も近いでしょう。

どういう場面で使われる?

TMOは主に以下の状況のために使用されます。

  • 密集状況のトライなどの正確なグラウンディングの判定
  • ゴールキックの可否判定
  • ライン際の判定
  • 審判が反則と判断したプレイの検証
  • 正確な反則の決定

TMOはマッチオフィシャル(主審)が提案することが出来ます。

TMOの今後

より正確な判定という意味では、現在、ラグビー以外にもこうしたビデオ判定を用いる競技が増えています。
ラグビーにおいても、TMOによるビデオ判定が一般化していくことが考えられるのですが、正確な判定が出来る反面、試合の中断などのデメリットもあります。
中断のタイミングなどによっては、ゲームの流れが変わってしまうこともあるため、試験実施での運用の積み重ねで最適なタイミングを測っていくことが重要です。