【ラグビールール解説】コンバージョンゴールとは?


 Hポールを超えて行くラグビーボール
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コンバージョンゴールとは

コンバージョンゴールとは、トライ後に与えられるキックによる追加得点のチャンスのことで、キックが成功すると2点が与えられます。

コンバージョンゴールを決めれば『2点』

ラグビーには「ゴール」と名の付く得点方法が3つあります。
それぞれ「コンバージョンゴール」「ペナルティゴール」「ドロップゴール」と呼ばれています。
与えられる得点はそれぞれ、2点3点3点となっています。

コンバージョンゴールは、トライをした後に与えられる追加得点のチャンスです。
キッカーはトライをした地点から、グラウンドの縦の延長線上の好きなポイントからキックをすることができます。

ゴールライン上のHポールにめがけてボールをキックし、上半分の空間を通ればゴール成功で2点が与えられます。

コンバージョンゴールのキックの方法と位置について

コンバージョンゴールのキック方法には、地面に一度ボールをバウンドさせてキックするドロップキックと、キックティーにボールをセットしてキックする方法があります。
落ちついてキックすることのできるキックティーを使う方法が好まれますが、負けているチームが早くプレーを再開したい場合には、ドロップゴールで素早くキックをする場面もあります。

また、キックの位置はトライした地点からの延長線上になりますので、当然、真正面からのキックの方が簡単で成功率も高く、グラウンドの端に行けば行くほど難易度が上がってきます。
ですから、コンバージョンゴールの成功率をあげるためにも、トライをする位置は非常に重要です。
ディフェンスを突破して独走状態になった場合など、余裕がある時に真ん中にトライを決めに行くのはそのためなんですね。

コンバージョンゴールの名前の由来は?

コンバージョンというのは、日本語に訳すと転換という意味になります。
しかし、何をどう転換するのでしょうか?
これだけ聞いても、意味がよくわかりませんよね。

これは、実は「トライ」の得点を「キック」の得点に転換するという意味なんです。

現在のルールでは、トライが5点、トライ後のキック(=コンバージョンゴール)が2点ですが、元々はトライは0点、キックをして初めて得点になるというルールでした。
つまり、トライとは、『トライすることで得点する機会にチャレンジできる(=トライできる)』という意味だったわけです。

その後、得点機会がキックだけでは不公平ということで、トライにも得点が与えられるようになります。
しかし、この制度に移行した当時は、トライの得点をキックの得点に転換するという扱いをしていました。
わかりにくいので、表にすると次のようなイメージです。

トライの得点 キックの得点
現在 5点 2点
昔(キック失敗時) 5点 0点
昔(キック成功時) 0点 7点

※実際には、トライとキックの得点自体も時代によって違いますが、簡易的に現在と同じ扱いにしています。

上の表を見るとわかる通り、キックが成功した時点で、トライの5点はキックの7点の中に転換(=コンバージョン)されています
このことから、トライの得点を転換するキックという意味で『コンバージョンキック』と呼ばれるようになったというわけですね。

コンバージョンゴールは誰が蹴るの?

たーじ
この「トライ」+「コンバージョンゴール」の7得点と「ペナルティゴール」「ドロップゴール」の3得点をどう組み合わせるか、取りに行くかで、チームの戦術で色々とちがって面白いよな。
おーつき
そうそう、チームの強みとか相手との実力差、キックがうまい選手がいるかどうか、試合の残り試合とか、色んな要素が絡み合って決まるんよな
たーじ
キッカーは基本的にスタンドとかフルバックとか、キックがうまいポジションの選手が多いよな!
おーつき
でも、俺は元プロップやけど、中学時代に一回だけコンバージョンゴール蹴ったことあんねんで!
たーじ
ほー、初耳やな!決めたん?
おーつき
キックは決まった! けど、後で監督にふざけんなって怒られたわ・・・。
たーじ
まぁ、そらそやろ