あまりラグビーに馴染みがない方、最近初めて興味を持った方などを対象に記事を作成しています。

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だから「花園」とは何ぞや?ってところから説明しようと思ってる!
目次
高校ラグビーの話題で出てくる「花園」とは?
高校ラグビーの話題になると必ず出てくる単語の「花園」とは何のことなのでしょうか?
花園は野球で言う「甲子園」!
花園が開催されるのは「東大阪市花園ラグビー場」!
先ほども少し触れた通り、全国大会が行われる会場は「東大阪市花園ラグビー場」でその名の通り大阪府東大阪市にあります。
この花園ラグビー場は第1グラウンドから第3グラウンドまでの3つのグラウンドがあります。
2015年3月31日までは第1・2グラウンドはトップリーグに所属している近鉄ライナーズの母体でもある近畿日本鉄道株式会社が所有、第3グラウンドは東大阪市が所有しており、「近鉄花園ラグビー場」という名前でした。
そして、2015年4月1日からは東大阪市が第1・2グラウンドを近畿日本鉄道から買い取り、名称も「東大阪市花園ラグビー場」に変更になりました。
今までもこれからもずっとラガーマンの憧れや!
花園の出場校は都道府県ごと
花園、つまり全国高校ラグビー大会は都道府県ごとに予選を行って出場校を決定します。
基本的には一都道府県において出場枠は一校なのですが、例外があります。
北海道が2校、東京都は2校、大阪府はなんと3校出場できるんです!
なぜなんでしょうか?
東京都は参加校が多いからって理由で出場枠が2校らしい。
が理由なんやな!
大阪府が3校の理由は、東京都と同じで参加校が多いから2校、プラスして花園はインターハイを兼ねていて開催地枠として1校、合計3校、ってゆうことらしい!
そ、そうなんや!東京も大阪も枠は他県よりも多いから全国大会に出場しやすいと思いきや、強豪校も多いから実際はそう簡単じゃないよな!
特に大阪からの出場校は直近10年で優勝4回、ベスト4に至っては8年連続で進出してるからな!
かなり強豪揃いやわ!
この試合はぜひ全国大会で見たかった、ってゆう試合はたまにあるな!
花園優勝常連の高校はここだ!
続いては花園優勝常連の高校をご紹介していきます!
高校ラグビー界において強豪校と呼ばれる高校ですね!
直近10年間の花園決勝戦について表に致しましたのでご覧ください。
年度 | 優勝校 | スコア | 準優勝校 |
---|---|---|---|
2007 | 東福岡(福岡) | 12 – 7 | 伏見工業(京都) |
2008 | 常翔啓光学園(大阪) | 24 – 15 | 御所(奈良) |
2009 | 東福岡(福岡) | 31 – 5 | 桐蔭学園(神奈川) |
2010※ | 東福岡(福岡) | 31 – 31 | 桐蔭学園(神奈川) |
2011 | 東福岡(福岡) | 36 – 24 | 東海大仰星(大阪) |
2012 | 常翔学園(大阪) | 17 – 14 | 御所(奈良) |
2013 | 東海大仰星(大阪) | 19 – 14 | 桐蔭学園(神奈川) |
2014 | 東福岡(福岡) | 57 – 5 | 御所(奈良) |
2015 | 東海大仰星(大阪) | 37 – 31 | 桐蔭学園(神奈川) |
2016 | 東福岡(福岡) | 37 – 31 | 東海大仰星(大阪) |
※2010年度は同点のため両校優勝
この結果を見てみると何度も決勝戦に進出している高校がわかりますよね!
この表を元に強豪校をピックアップしていきましょう!
東福岡高校

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まずラガーマンで知らない人はいないと言ってもいいほどのラグビーの強豪校、ラグビーだけでなくサッカーやバレーでも強豪で有名ですよね!
その名の通り福岡県からの出場校で、直近10年間の花園での実績を見てみると決勝戦に6回進出、2010年度の第90回での桐蔭学園との両校優勝を含めて6回優勝しています。
数々のトップリーガー、そして日本代表を輩出しており、現在で言えばサンウルブズでも活躍している布巻峻介選手(東福岡高校→早稲田大学→パナソニックワイルドナイツ)、そして2019年W杯での活躍が期待される藤田慶和選手(東福岡高校→早稲田大学→パナソニックワイルドナイツ)が有名でしょう!
東海大仰星高校

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激戦地区の大阪府からの出場校の東海大仰星高校は、直近10年間で決勝戦進出が4回、内優勝が2回という強豪校。
東海大学付属仰星高等学校が正式な校名で多くの卒業生が東海大学に進学しますので、東海大学の選手層の厚さの理由の一端ともなっています。
主な卒業生としては今注目を浴びている現役大学生にして日本代表の野口大輔選手(東海大仰星高校→東海大学)が挙げられます。
桐蔭学園高校

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神奈川県からの出場校で、直近10年間で決勝戦進出が4回、内優勝は2010年度の東福岡高校との両校優勝の1回という強豪校。
桐蔭学園高校も多くのトップリーガーや日本代表を輩出しており、現在ではサンウルブズ、日本代表共に選出されて活躍している松島幸太朗選手(桐蔭学園高校→サントリー)と小倉順平選手(桐蔭学園→早稲田大学→NTTコミュニケーションズシャイニングアークス)が挙げられます。
花園はラグビーの「甲子園」!毎試合が熱い!
夏の甲子園の試合も熱いけど、冬は「花園」が熱い!!