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五郎丸がフランスから帰国し、2年ぶりに古巣ヤマハ発動機に復帰!
6月5日、ラグビートップリーグのヤマハ発動機は2015年ラグビーワールドカップにおいて、南アフリカ戦での歴史的大勝利の立役者となったフルバックの五郎丸歩選手と再度プロ契約を結んだことを発表した。 契約は7月1日からで、2季ぶりのトップリーグ復帰となる。 五郎丸選手は、ヤマハ発動機と2016年3月末に従来の雇用契約を解約することで合意した後、2016年6月に改めてアドバイザリー契約を締結、ヤマハ発動機ジュビロの活動にアドバイザーとして関与するなど、良好な関係を築いていた。清宮監督も「(日本に)戻ってくるならヤマハだろう。苦労している息子がいれば、帰ってこいと言うのが当たり前」とチームへの復帰に前向きな姿勢を示していた。[cc id=273 title=”レク(中)”]引用元: yahooニュース【五郎丸が古巣ヤマハ発復帰へ 仏から2年ぶりTL】
五郎丸も苦戦。高すぎた世界の壁
たーじ
おーつき、五郎丸選手がトップリーグに復帰するらしいぞ!トップリーグが更におもしろくなりそうや!
おーつき
ほんまやな!でも、あんまりこんなん言いたくないけど、帰ってくるの意外と早かったんちゃう?
たーじ
うーん、そやなぁ。スーパーラグビーのレッズに加入、フランスリーグのトゥーロンに移籍と世界の強豪チームでの活躍を期待してたけど、やっぱりなかなか試合に出られへんかったみたいやな。
おーつき
五郎丸選手が歩んだ海外での実績を振り返ってみよか!五郎丸歩だけに!
南半球最高峰プロリーグ、スーパーラグビーのレッズでの実績
五郎丸選手は、歴史的勝利となった2015年ラグビーワールドカップでの南アフリカ戦において24点を得点した他、同グループリーグでマン・オブ・ザ・マッチに2度選ばれるなど、素晴らしい結果を残しました。 こうした功績が認められたことで、世界最高峰のリーグであるスーパーラグビーのレッズに、2016年のシーズンから加入することとなりました。(トップリーグとスーパーラグビーは開催時期が違うため、五郎丸選手はヤマハ発動機に籍を置いたままレッズに加入する、という形を取ることができました)。 レッズはオーストラリアのブリスベンをホームとするラグビークラブで、元日本代表のヘンドリック・ツイ選手は現在もプレーしています。 レッズに加入した五郎丸選手でしたが、出場機会にも恵まれなかった上、期待されていたキックによる得点も振るわず、先発を託された数少ない日本のサンウルブズ戦で右肩を脱臼する大怪我を負い、離脱を余儀なくされました。 結局、負傷回復後も試合出場は叶わず、レッズでのシーズンは不完全燃焼で終えることとなりました。たーじ
この頃に出てた記事でも書かれてたけど、言葉の壁の部分でもかなり苦労してたみたいやなー。
おーつき
そやなー。特にフルバックとか後ろから指示出さなあかんしな。他のポジションよりもコミュニケーションが重要やからな。
たーじ
あとは期待されてたキックがあかんかったのも痛かったな。
フランスリーグ、トップ14のRCトゥーロンへ移籍
五郎丸選手はレッズの契約終了後、観客動員数や収益で世界最大となるフランスのプロリーグ、トップ14へと活動の場を移します。 2016年8月から始まるトップ14のRCトゥーロンで、2016/2017シーズンの契約(1シーズンの契約オプション付き)でプレーすることとなりました。 この時、トップリーグとトップ14の開催時期が同時期になることから2008年から所属していたヤマハ発動機を退社、プロ選手としてフランスに渡ることとなりましたが、ヤマハ発動機とは改めてアドバイザー契約を締結しました。 RCトゥーロンは潤沢な資金力を持ち、世界的スター選手が多く在籍する強豪チーム。 そのチームで背番号15番を身につけるには、期待以上の活躍をする必要がありました。 しかし、その結果は出場試合数5試合0得点という厳しいもの。 五郎丸選手は世界の大きな壁に阻まれた格好でシーズンを終えることとなりました。おーつき
試合数5試合、得点0はちょっと厳しいな…。
たーじ
そやな…、やっぱり世界の壁は高いんやなぁ。南アフリカ大会の時は日本代表は個々の力じゃなくてチームとしてのまとまりで戦ってたから、個人のポテンシャルではなかなか届かへんのかもなぁ
おーつき
五郎丸選手がキックでも得点できなかったっていうんが意外やわ。やっぱり海外で一人で戦うプレッシャーはすごいんやろうなぁ。
五郎丸が残してきた日本での功績
2015年のワールドカップ、そして海外挑戦が主に取り上げられてきた五郎丸選手ですが、それ以前はどうだったの?と気になっている方もいらっしゃると思います。 特にワールドカップから五郎丸選手を知った方は、海外での不振のニュースばかり聞いていると、五郎丸選手がそれほど騒がれるほどの選手ではなかったのではと思う方もいらっしゃるかもしれません。 ですが、五郎丸選手の日本での活躍は、間違いなく日本ラグビー史に残る素晴らしいものなのです! 日本復帰が決まったこのタイミングで、五郎丸選手が築き上げてきた輝かしい功績を振り返ってみましょう!早稲田大学では三度の日本一!
2004年に佐賀工業高校から、当時のラグビー界を牽引していた名門・早稲田大学に入学しました。 五郎丸選手は1年生から頭角を表し、フルバックのレギュラーとして出場すると、大学4年間のうち、1、2、4年生時と3度も大学選手権に優勝し、日本一に輝いています。 大学2年時には日本選手権において、トップリーグのトヨタ自動車から勝利を収めた試合でも活躍し、ラグビー界では知らない人はいない、という不動のフルバックとなっています。 また大学2年時には日本代表の初キャップを飾った他、日本A代表、U19日本代表、高校日本代表と、どの世代でも日本を代表する中心選手として、ラグビー人生を歩んできました。たーじ
俺らは五郎丸選手と同世代やったから特に名前は知ってるよな。
おーつき
関西やったからリーグ戦で試合することはなかったけど、やっぱり当時の早稲田大学は強いってゆうイメージがあったよな。
たーじ
そやなー。かなりスター選手揃いやったもんな。
常に日の丸を背負ってきたっていう実績を見ても分かる通り、五郎丸選手は大学時代からすごい選手やったってことやな!
トップリーグ、ヤマハ発動機ジュビロでの数々の偉業達成!
2008年4月にヤマハ発動機ジュビロとプロ契約を締結し、入団した1年目早々に開幕スタメンを張り、堂々とデビューを果たしました(2010年度から、ヤマハ発動機の経営環境の悪化に伴い、ラグビー部を正社員のみのチーム編成とする方針に変更したことに伴い、プロ契約であった五郎丸選手は正社員として雇用形態を変更)。 2010年9月のNECグリーンロケッツ戦では1試合でのトップリーグ新記録となる8ペナルティーゴールを記録、2011年から2016年の5シーズン全てでベストフィフティーンに選出、2016年のシーズンではリーグ戦通算1000得点を達成するなど、数々の記録を打ち立てています。たーじ
改めて実績を見ると、ほんまにスター選手っていうか、もはやバケモノレベルの選手やな!海外挑戦前は日本ラグビー界で最高のフルバックとして常に活躍し続けてきてたんやな!
おーつき
早稲田大学とヤマハでの活躍、そして2015年でのワールドカップでの功績。
最高の結果を積み重ね続けた上での海外挑戦やったんやな。
日本で最高のFBでも海外では厳しい結果に終わってしまったことは事実。
それでも、2019年の日本で開催されるラグビーワールドカップでは、五郎丸選手の活躍も期待できるはずや!
たーじ
そやな!ただ直近である「リポビタンDチャレンジカップ」の代表メンバーには、試合経験不足が懸念されて選考に漏れてしまったみたいやわ。
おーつき
確かに、フルバックの若手選手もかなり実力あるからな。五郎丸選手が安泰ってわけではなさそうや。でも、それだけ日本代表の選手層が厚くなってるとも言えるのは嬉しいことでもあるな!
たーじ
うん、五郎丸選手にはトップリーグの試合にどんどん出場して、試合勘を取り戻してもらって、また桜のジャージであのルーティンを見せてもらいたいな!