【初心者向け】スタンドオフの動きとは?パスやキックでチームを操る司令塔!


たーじ
こちらの記事は『初心者向け』です! あまりラグビーに馴染みがない方、最近初めて見て興味を持った方などを対象に記事を作成しています。

画像参照:J SPORTS

スポンサーリンク
たーじ
まいど!今日はスタンドオフについて、とりあえずは知っておいてほしい内容を紹介していきます!
おーつき
いいね!それで今回はたーじが長年やってたスタンドオフの回なわけか。
たーじ
スタンドオフは奥が深いからな、なかなかまとめるのが大変やけど、今回はラグビーに興味を持ち始めた初心者の方によりラグビーを身近に感じてもらうために、簡潔に説明していくわ!
おーつき
そやな!簡潔に頼むわ!
たーじ
ほなまずこの話題から!

他のポジションの解説についてはこちら

スタンドオフは「チームの司令塔」なの?なんで?

たーじ
スタンドオフは「チームの司令塔」、皆さんもこの言葉は聞いたことあるはず!
おーつき
よくそう言うよな。具体的になんで司令塔なん?
たーじ
なんで司令塔かって?それはね、主に大きく2つの理由があるんだよ。
おーつき
なんでいきなり標準語やねん(笑)
たーじ
1つ目はスタンドオフの立ち位置に注目してみ。例えばスクラムなどのセットプレーのとき、FWがキープしたボールをまずスクラムハーフがパスをする、その相手がスタンドオフやろ?つまり、スタンドオフはBKの最前列FWのすぐ後ろにいるわけや。
おーつき
そやな!スクラムハーフは密集地帯から出てきたボールを直接FWにパスをしなければスタンドオフにパスをするよな!
たーじ
セットプレーじゃなくても、攻撃が続いたときにラックとかのポイントを作ったときのBKラインの先頭にいるのがスタンドオフで、残りのバックスの選手は後ろにラインを作ってて、密集の中にいないFWはスタンドオフの周りか、若しくはバックスラインに参加してるやろ?
おーつき
そやなぁ、FWは基本的に密集の中に入らなかったらスタンドオフの後ろでスタンドオフが自分でアタックしたときのカバーとボールを貰える準備をして付いていってるな!
たーじ
スタンドオフは位置的にFWのいるポイント周辺の状況を把握してFWに指示もできるし、BKの先頭にいるから相手のディフェンスの状況とかエリア次第でどういう攻撃をしていくか選択できるわけや。スタンドオフはボールを1番初めに受けた後、指示した通りにボールを展開させてゲームを作っていくのが役割なんや。
おーつき
なるほど。スタンドオフはゲームを作っていくから、司令塔って呼ばれるわけやな。
たーじ
そういうこと!ほな続いて、上手いスタンドオフがどんな選手なのか解説していきます!

上手いスタンドオフってどんな選手?

たーじ
続いて上手いスタンドオフの条件を簡単に説明していきます!
おーつき
スタンドオフの上手いってのはなかなか見分けるのが難しいかもな。
たーじ
そやろ?そこで初心者でも分かる簡単な見分け方を紹介しようと思います!

正確なパスとキックがチームに勝利をもたらす!

まず上手いスタンドオフの特徴としては、ベーシックなスキルであるパスとキックが上手い、ということです。

パスが上手いというのは、スクリューパス(ロングパスを放るときにボールを回転させて風の抵抗を軽減するラグビー特有の投げ方のこと)の回転がきれい、ということではなく、パスをした味方選手がスピードを落とすことなくキャッチできる場所に投げているかどうか、ということを言います。
高い精度を維持したまま、長いパスを投げられると、あのスタンドオフ上手いなぁ!!となります。

たーじ
パスに関して言えば、2016年に引退してしまったけど曽我部佳憲(そがべよしのり)選手(啓光学園高校(現常翔啓光学園高校)→早稲田大学→サントリーサンゴリアス→ヤマハ発動機ジュビロ)は正確なロングパスで有名やったなぁ。あの選手を見るとパスは筋力じゃないってのが分かる。

続いてキックに関して言うと、スタンドオフは特にキックを使ってエリアを確保するプレーを要求されます。
このキックの精度がエリアを取れるか、取れないかのポイントになっており、ひいてはチームの勝敗を左右すると言えます。

たーじ
キックが得意なスタンドオフは日本代表でサンウルブズでも活躍している田村優選手(たむらゆう)(國學院栃木高校→明治大学→NECグリーンロケッツ→キヤノンイーグルス)が思いつくかな。

体を張ったタックルでチームを引っ張れ!

一昔前のスタンドオフと言えば、華麗なパスやキック、そして相手の虚を突くランニング、という華やかなイメージで、試合が終わってもジャージが汚れていない状態を良しとされていました。

しかし、現代ラグビーにおいては、それに加えて強いタックルが求められています。
スタンドオフは常にボールの争奪戦が繰り広げられている密集地帯周辺にいることが多く、ディフェンスの際には特にFWに対するタックルの回数が多くなってきます。
ここでスタンドオフが突破されてしまうと一気にピンチになってしまいますので、スタンドオフにとってタックルの強さは非常に重要な役割と言えるでしょう。

たーじ
スタンドオフのタックルが弱いと相手チームのFWはそこを徹底して狙ってくるからな。さっき紹介した曽我部選手は残念ながらディフェンスが弱みで、よく狙われていた印象やな。
おーつき
確かにスタンドオフがタックル弱いと狙うよな。弱いタックルやと完全に突破できなくても、余裕を持ってボールをキープできるし、次の攻撃にスムーズに移りやすいからな。
たーじ
逆にスタンドオフがディフェンスではしっかり体を張ったタックルをすることで、味方のFWの信頼も得られ、よりチームを引っ張りやすくなるよな!
おーつき
そやな!FWは体を張ってくれるスタンドオフには付いていこうって気になる!

以上が、初心者の方にもわかりやすく説明したスタンドオフが司令塔と呼ばれる理由と上手いスタンドオフの見分け方でした!
もちろんその他のポジションに関してもわかりやすくご説明していきますので、楽しみにしておいてください!

トップリーグの注目スタンドオフ

小野 晃征選手(クライストチャーチボーイズ高校→カンタベリー大学[NZ]→福岡サニックスブルース→サントリーサンゴリアス)

身長は171cmと小さい体格ながら、卓越した判断力で日本代表34キャップを誇る。あの歴史的勝利を収めた2015年ラグビーワールドカップの南アフリカ戦においても、スタンドオフとして勝利に導いた立役者の1人。日本代表「リポビタンDチャレンジカップ2017」のメンバー外となった。

田村 優選手(國學院栃木高校→明治大学→NECグリーンロケッツ→キヤノンイーグルス)

『天才』と称されるほどの才能の持ち主で、パス・キックといったベーシックスキルのレベルが高い。日本代表42キャップを誇り、サンウルブズ、日本代表「リポビタンDチャレンジカップ2017」のメンバーにも選出

松田 力也選手(伏見工業高校→帝京大学→パナソニックワイルドナイツ)

大学選手権8連覇中の帝京大学の内、4〜8連覇を懸けた全ての決勝戦のスタンドオフを務め、優勝に導いている。年齢は23歳ながら既に日本代表7キャップを持ち、日本代表「リポビタンDチャレンジカップ2017」にも選出。日本で開催される2019年ラグビーワールドカップにおいても、活躍を期待されているスタンドオフの1人。

他のポジションの解説についてはこちら