トップリーグ第4節!神戸対トヨタ 後半49分まで続くキッカー対決を制したのは!?


第4節トヨタ対神戸
おーつき
リーグ戦折り返しのトップリーグ第4節!前節で王者サントリーを下した、ダン・カーター選手擁する神戸製鋼と2連勝で調子を上げているトヨタ自動車の試合は後半49分までもつれる熱戦となりました!
たーじ
今回も注目の試合をピックアップしてご紹介します。 取り上げた試合以外の結果や今後のスケジュールは、こちらのトップリーグ情報のページをご覧ください!
スポンサーリンク

第4節 トヨタ自動ヴェルブリッツ 対 神戸製鋼コベルコスティーラーズ

第4節トヨタ対神戸2
おーつき
上位5チームの勝ち点が4点以内、優勝トーナメントに進むために負けられない戦いが続くレッドカンファレンス。
たーじ
どちらも勝てば単独1位となる神戸製鋼とトヨタ自動車の対決はトヨタ自動車のSOライオネル・クロニエ選手と神戸製鋼のSOダン・カーター選手のキッカー対決となりました!

まずは前半3分、神戸製鋼のゴール正面でペナルティをもらったトヨタ。SOのライオネル・クロニエ選手が難なく決めて先制点をあげます。これがキッカー勝負の幕開けとなりました。

続く13分、神戸製鋼はスクラムからCTBリチャード・バックマン選手の突進を選択。しかし、倒れたバックマン選手にトヨタのキャプテン、FL姫野選手がすかさずジャッカルに入り、ノットリリースザボールを奪います。これもSOクロニエ選手がHポールの真ん中を通して追加点、6-0とします。

前半17分、トヨタ陣内22mラインの中央付近でペナルティをもらうと、神戸製鋼のSO、オールブラックスの英雄ダン・カーター選手がお返しとばかりに綺麗にキックを決めます。
しかし、27分にはクロニエ選手がさらにペナルティゴールを決めて差を広げます。

前半30分、神戸製鋼がラインアウトからモールを押し込んでトライ、コンバージョンキックも決まって9-10と逆転します。しかし、続く34分には、またもクロニエ選手。前半だけで4本目となる長い距離のペナルティゴールを決めて12-10と再逆転。
しかししかし、前半終了間際、またもカーター選手が逆転のキックを決め、12-13で折り返します。

両キッカーの競演による逆転劇は後半も続きます。
後半5分、先に決めたのはトヨタのクロニエ選手。22mラインと10mラインの中間あたりからの距離のあるキックを正確に決めてまたも逆転。
カーター選手も後半9分にキックを決めて15-16と再逆転。

シーソーゲームから抜け出すきっかけを掴んだのは神戸製鋼。トヨタのゴール前から連続攻撃を仕掛けて最後はLOの張碩煥選手がトライ。キックも決まって18-26とトヨタを引き剥がします。

膠着状態に陥ったゲームが動いたのは、なんと後半40分。ゲームを諦めないトヨタはゴール前のペナルティからクロニエ選手がキックを決めて、21-26。
1トライ1ゴールで逆転のスコアとして、ラストワンプレーに勝負をかけます。

このトヨタの勝利への執念が、これまでトライを許さなかった神戸製鋼のDFに綻びを起こさせます。
後半49分、キックオフからの連続攻撃で神戸製鋼ゴール前に迫ると、深いアタックラインからWTBヘンリー・ジェイミー選手にボールをつなぐと、相手DFからタックルを受けながらも豪快にゴール左隅にトライ。ここにきて同点に追いつきます。

26-26。
コンバージョンゴールが決まれば逆転となるこのシーン。
蹴るのはもちろん、今日全てのキックを決めているSOライオネル・クロニエ選手。

万博記念競技場で8000人が息を呑む中、放たれたキックの行方は、、、
無情にもポールの外。

この試合、キックによる得点はライオネル・クロニエ選手21点、ダン・カーター選手16点。
後半49分までもつれこんだキックの名手同士による競演は、両チームにとって悔しいドローゲームとなりました。

神戸製鋼はこの引き分けでレッドカンファレンス5位となりますが、9月29日に代替試合が予定されている第2節の日野自動車との試合結果次第では、まだまだ単独1位の可能性はあります。

ハイライト動画はこちら

第4節 パナソニックワイルドナイツ 対 ヤマハ発動機ジュビロ

第4節パナソニック対ヤマハ
おーつき
ここまでお互いに負けなし同士のパナソニックワイルドナイツとヤマハ発動機ジュビロのホワイトカンファレンス注目の一戦!
たーじ
勝利した方がカンファレンス単独1位になるだけに、両チーム気迫のこもった熱戦となりました!

お互いに負けられない一戦は、前半4分、ヤマハのHO日野剛志選手の突進を受けたパナソニックのWTB福岡堅樹選手が脳震盪で交代となる波乱の幕開け。

その直後、パナソニックゴール前のヤマハのチャンススクラム。
SH吉沢文洋選手が開いてからNO8堀江恭佑選手への内返しのパスがファンブル。

こぼれたボールをパナソニックのSO山沢拓也選手がすかさずキックで前方へ。
ヤマハの選手がカバーに入りますがバウンドに嫌われてボールが手につかず、山沢選手はさらに大きくキック。なんと自陣ゴール前からヤマハのゴールライン直前まで一人でドリブルで運んでしまいます。
最後は、ボールをキャッチしてサポートにきていたWTB山田章仁選手にパスしてトライ。
5-0とリードします。

前半19分にパナソニックSO山沢選手がペナルティゴールで3点を加え、迎えた前半22分。
ハイパントキックの競り合いからこぼれたボールに反応したのは、またもパナソニックのWTB山田選手。ライン際をゴール前まで駆け上がると、二人のディフェンスに囲まれながら華麗にジャンピングパスでLOサム・ワイクスに繋いでトライ。
ゴールも成功して15-0とリードを広げます。

そして、これがこの試合最後の得点となりました。

後半に入って何とかトライを取りたいヤマハですが、トライチャンスにミスが出て、なかなか得点に繋げることができません。
その焦りからか、グラウンド外を走っていた選手を味方だと思ってパスをしてしまうというアクシデントも。

ヤマハの猛攻をしのぎきったパナソニックが、手応えのある完封勝利でカンファレンス単独首位を勝ち取りました。

ハイライト動画はこちら

スポンサーリンク

第4節 リコーブラックラムズ 対 キヤノンイーグルス

第4節リコー対キヤノン
おーつき
勝って後半戦に向けて勢いをつけたいリコーと負ければ優勝決定トーナメンとへの進出が厳しくなるキヤノンの一戦。
たーじ
黒と赤のユニフォームが秩父宮で火花を散らした一戦は、ロースコアの好ゲームとなりました。

先制したのはキヤノンでした。ゴール前の連続攻撃から素早く大外へと見せかけて、SO田村優選手がパスダミーでDFを釣ると、空いたスペースに自ら切り込みます。
相手のタックルを受けながらも片手でオフロードパスを浮かせると、そこにトップスピードで走り込んで来たのが、FBフレッド・ゼイリンガ選手。勢いのままにゴールに滑り込んでトライを奪い、0-7とします。

じりじりとした試合が次に動いたのは前半24分。
ゴール前のラックからパスを受けたSO堀米航平選手が切り込み、すぐ後ろにいたFLエリオット・ディクソン選手にパス。
ディクソン選手はすぐに倒されますが、ボールはその場に転がり、これに反応したCTBティム・ベイトマン選手がボールを拾って選手の合間を縫ってトライ。同じポイントを三連続で突かれたキヤノンは反応することができません。
これで7-7と試合を振り出しに戻します。

お互いにペナルティゴールを1本ずつ入れた後半11分。
リコーは連続攻撃でキヤノンのゴールライン寸前まで押し込むと、最後はWTBロトアヘアアマナキ大洋選手が相手DFに体を浮かされながらも長い腕を伸ばしてグラウンディング。15-10と再びリコーがリードします。

反撃したいキヤノンはゴール前のポイントから人数を余らせて大きく外に展開。
決定的なトライチャンスを作られ焦ってしまったか、FBロビー・ロビンソンが相手のパスを前方に弾いてしまい、インテンショナルノックオンでペナルティトライを取られてしまい15-17と逆転を許してしまいます。
さらに、故意であると判断されてロビンソン選手自身もイエローカードを受けてシンビン処分となります。キヤノンは逆転に成功した上に人数的にも優位に立ちます。

しかし、今日のキヤノンはここからがピリッとしません。人数的に有利にも関わらずエリア管理ができず、さらに、迂闊なペナルティからキックで逆転を許すと、そこからはリコーのペース。リコーにボールとエリアをコントロールされ、最後は外に蹴り出されて21-17でゲームセット。

チャンスに勝ちきれない勝負弱さが出たキヤノン。
優勝決定トーナメントに進むためには、もう後がなくなりました。

ハイライト動画はこちら

その他の第3節の試合結果

その他の試合結果については、サントリーサンゴリアスはNECに勝利。
東芝対コカ・コーラは29-14で東芝勝利。
NTTコム対日野はNTTコムが45-28で勝利していますが、CTBシェーン・ゲイツ選手が、相手選手の顔面に対する肘打ちでレッドカードを受けました。
このレッドカードにより、ゲイツ選手は今後の公式戦4試合の出場が停止(第5、6、7節、及び、カップ戦第1節)となっています。

トップリーグの試合結果・順位はこちら